職人であり親方であり、経営者。経理と家事。

この前に実家に帰った時、たまたま机の上で目にした書面。

父親の塗装店が、会社になった頃の書類で、一番下に兵庫県行政書士会の文字が書いてありました。

有限会社にするか、株式会社にするかなど、、

子供のころに、父母があーだこーだと話していたのを覚えています。

一人の職人であり、他の職人さんの親方であり、建設業で経営者としても頑張っていた父と、
書類の作成や経理、そして家事もこなして、時には現場に材料を運んで、塗装業を支えてきた母。

全然違う道に進んだ自分が、兵庫県で行政書士となって建設に携わっていくことになったのも
運命的なものを感じ、そして使命感も感じながら、感慨深く思っています。

ありえないけれど、昔の父母があーだこーだ言っているところに、建設業許可や法人化、
入札について一緒にあーだこーだと言ってみたい気もします。

昔に建設キャリアアップシステム(CCUS)があれば、CCUSについてもあーだこーだと
話し合うのかも。

デメリットについて、行政のすることについて、あーだこーだ不満を言っていても、
将来、職人さんや会社の為になるならと、メリットについてもあーだこーだと前向きに
話してたのでしょうね。